高校教員の徒然日記

PMA~Positive Mental Attitude~

継続のための心構え「たった5分」

こんにちは。北の大地で教員をしています「きんこ」と言います。

今日は私のブログを見てもらい、ありがとうございます。

 

何かをやることを決意しても、なかなか続けることができないことがあります。

 

成功するためには継続が大事だということが分かっていても、多くの人にとって継続することは難しいのです。

 

その理由は「本当にそれをやりたいのか」ということにつきるのですが、心の底からやりたいことに出会う前は継続が困難なのは仕方ないかもしれません。

 

そこで今日は、少しでも継続することができる契機になるような話をしたいと思います。


まずは、この言葉を紹介します。

 

 

たった5分!畜生!私は一生を通して5分遅れ通しだった

 

 

アメリカの社会学者チャールズ・クーリーの言葉です。

5分くらいなら遅れても大丈夫。誰もが持ってしまうこの気持ち。

でも、その5分が自分の人生を大きく変えてしまっていることに我々はなかなか気付くことができません。

たった5分に過ぎないその時間が人生に与える影響は本当に計り知れないのですが、その時点でそのことに思いを馳せることは難しいのです

 

彼の言葉は、自分の人生を振り返ってみたときに「たった5分」遅れっぱなしだったことによる影響が大きいということに気付いたときの気持ちでしょう。

心の底から「畜生!」という気持ちになっていることが伺えるのではないでしょうか。

 

世の中のほとんどのことには「期限」が設けられています

単に何かをやり遂げることが重要であるようなこともありますが、「期限」があるものに関してはそうではありません。

そこでは、期限内に終わらせることが最も重要な要素になります

受験や試験、イベントや仕事だって、やるべきことを期限内に終わらせることができなければ全く意味がないのです。

 

いくら皆で協力し楽しく準備をしても、完成しなかったら良い思い出とならない可能性が高くなります。

いくら必死で勉強し合格したいという強い気持ちを持っていても、範囲を終えることができなかったら合格することはできないでしょう。

 

 

「期限を守る」ということに中間地点は存在しません。

守れたか、守れなかったか。0か1かの2つしかないのです。

 

先程の言葉をもう一度見てみましょう。

遅れたのはたった5分かもしれません。

でも、「期限を守る」という観点から見てみると、常に「0」でしかなかったということになってしまいます。

一生を通じて何も積みあげることができなかったということになってしまうのです。

 

我々は常に何かしらの「期限」を持っているはずです。

それら1つ1つの期限をしっかりと守り、いまを生きることができるか。

身近な期限を守ることができない者に、人生にとって大きな転機となるような期限を守ることなんてできないでしょう。

 

私たちは突然大きなことができるようになるのではなく、日ごろの小さなクリアを通して大きなことをもできるように成長します。

 

それは「期限を守る」ことも同様です。

些細なことでいいのです。身の回りの小さな期限を守るという生活の積み重ねが、大きな期限を守ることにつながります。

期限までに余裕のあるもの、ないものと様々あるでしょうが、それらをしっかりと仕上げることで「期限を守る」ことが当然の人間になることができるのです

 

チャールズ・クーリーはこうも述べています。

 

 

「明日はなんとかする!」と思うのは馬鹿者だ。「今日なんとかする!」でも遅すぎる。賢者は昨日のうちに、済ませているものである。

 

 

何かを継続するということは、身近にある期限を守り続けるということでもあります。

 

いつまでに何をやるのか。この時間意識こそが「継続」するための要素の1つであることは間違いないでしょう。

 

たった5分なのです。

 

そのたった5分を行動に移せるかがすべてだと心に留めてみませんか。

 


最後までお読みいただきありがとうございました。