センター試験過去問を使った勉強法「古文・漢文」編
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今回は、センター試験過去問を使った勉強法「古文・漢文」編です。
センター試験に向けて過去問に取り組む方も多いと思いますが、ただやって「まるつけ」して終わりでは非常にもったいないです。
せっかく時間をかけて取り組むなら、より自分の力がついた方がいいですよね。
ということで、古文漢文が得意な場合と苦手な場合に分けて説明します。
得意な場合が基本となりますので、このままお読みください。
古文漢文が得意な場合
①時間を計りつつ自力で解く。
古文は20分以内、漢文は15分以内を目指したいところです。
②解答する。
まずは点数を確認しましょう。どれくらいできたか気になりますよね。
③本文の読み合わせをする。
ここが最も大切です。
センター試験過去問題集についている解答解説には必ず現代語訳(漢文は書き下し文も)があるはずです。
それを本文と照らし合わせながら内容を確認しつつ、全文を訳せるようになる(漢文は読むことができるようになることを含みます)つもりで単語や文法、句法などを覚えます。
④内容を確認したら、間違った設問や勘で解いた設問に今一度取り組みます。
⑤解答解説で各設問の答えの根拠を確認します。
⑥3日以内にもう一度本文に目を通し訳せるか確認します。
この際、数回音読すると古文漢文のリズムに慣れて、読むことがスムーズになっていきます。
以上です。
解いていくと分かりますが、センター試験の古文漢文は訳すことができるとほとんどの設問を解くことができます。
訳が関係ないのは、文法(もしくは敬語)の問題と和歌の修辞法が問われる問題くらいです。
つまり、訳す訓練をすることが非常に大切です。
そして、そのためには単語や文法、句法を覚えることが重要です。
とはいえ、本文のどれが覚えるべき単語か、どんな文法事項を確認すればいいのかなどが分からなければどうしようもありません。
解答解説に載ってなくはないですが、特に重要なものだけが記載されている場合がほとんどです。
ということで、私が覚えるべき単語や文法、句法などをまとめました。
「Quizlet」をいうアプリに年度毎の学習セットを作ってありますので、ぜひ利用してみてください。
(「Quizlet」が分からない方が多いと思いますので、こちらの記事をどうぞ。読むのに5分もかかりません)
これを利用することで覚えるべきことをはっきりさせることができます。先程の③で使ってみてください。
また、過去問を数年分解いてみると分かりますが、出てくる単語や文法、句法には頻出のものがたくさんあります。
それらを繰り返し確認することで、どんどん古文漢文を読む力がつきますし、単語や文法の確認をする時間も短くなっていくでしょう。
先程の①~⑥に「Quizlet」での学習をプラスすれば「敬語と和歌の修辞法」以外の設問については困らなくなりますよ。
ちなみに、このブログでも⑤の解説記事をアップします。
設問をどのように捉え、どのように考えれば答えることができるのかについてまとめてあります。
また、その文章からどんなことを知っておくと古文や漢文が読みやすくなるかという古文常識や漢文常識もまとめてありますので、ぜひご覧ください。
ということで、センター試験過去問の使い方のまとめです。
①本文に出てきた単語や文法、句法を覚える。
②設問の解き方を知る。
③その文章から分かる古文常識や漢文常識を知る。
これを意識して数年分やればセンター試験は突破できます(もちろん最低限の単語などは覚えておく必要がありますが)。
古文漢文が苦手な場合
得意な場合の流れが基本になりますが、苦手だと自力で解くこと、つまり本文を訳すことが困難だと思います。
ですから、本文を読む前に「Quizlet」で出てくる単語などを確認してしまいましょう。
もしくは「Quizlet」を見ながら本文を読んでもかまいません。
なぜ苦手かというと、単に単語量や文法力がないからです。それ以外に理由はありません。「Quizlet」の力を借りながら訳すことから始めましょう。
このこと以外は得意な場合と同じ流れです。
数年分やりつつ、「Quizlet」に出てきたものを覚えれば格段にできるようになるでしょう。
古文漢文はそれほど時間をかけなくても得点源になります。
それは、覚えるべきことを覚えてしまえば得点できるうえ、その覚えるべきことが他の科目に比べて非常に少ないからです。
今回紹介した学習の流れやQuizletを利用して頑張ってください。
応援しています。
では、今回はこれで終わります。
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