エイブラハム・リンカーン氏の言葉「そのことはできる それをやると決断せよ」から考える
こんにちは。北の大地で教員をしています「きんこ」と言います。
今日は私のブログを見てもらい、ありがとうございます。
「そのことはできる それをやると決断せよ それからその方法を見つけるのだ」
アメリカ第16代大統領であるエイブラハム・リンカーンの言葉です。
奴隷解放の父と呼ばれ、黒人奴隷を解放したことで賞賛されます。最後には暗殺されてしまいますが、偉大なことをやり遂げた人物だということに異論はないでしょう。
成功のためのたった1つの方法は「成功するまで続けること」です。
(成功するためのたった1つの方法 - 高校教員の徒然日記)
また、物事に対して用意周到になるのではなく、とにかく挑戦し続けることが重要であるとも書きました。
(中村俊輔氏の言葉「課題が出てこない試合なんてない」から考える - 高校教員の徒然日記)
ただ、それ以前の大きな問題を忘れていました。
それは、何を「やる」のかを明確にし、「やる」ということを決断するということです。
これなしに目の前のことをただ継続しても「成功」はありません。
なぜなら、何が「成功」なのかが分からないからです。
自分の考える「成功」の形を思い描くことが必要です。
自分は何をやりたいのか。どのようになりたいのか。
これを具体的に考えることから、すべては始まります。
「成功」の形を思い描いたのなら、「そのことはできる」、だから「それをやる」と決断することが重要だとリンカーンは述べます。
成功するたしかな道筋があり、目標に向かっていくという順ではありません。必ず達成するという強い気持ちが先にあって、それからその方法を探していくのです。
自分は必ずできる。絶対に成功する。自分にはその力がある。
こう信じることが「信念」となります。
簡単に「信念」なんて書きましたが、「信念」を持つことは簡単ではありません。
はじめから自分に自信を持っている人などいないからです。
自信というのは何かをやり遂げた経験があって、はじめて手に入れることができるものだと考えられます。しかし、このように言ってしまうと、自信も経験も手に入らないことになってしまいます。
自信がないから新しいことに挑戦しない。挑戦しないからいつまで経っても何かをやり遂げることなく自信もつかない。
これが、なんとなく惰性で人生を送ってしまう人の典型例です。
そんな人生では後悔することの方が圧倒的に多いでしょうし、最期の時に「満足のいく人生だった」とこの世を去ることなんてできないでしょう。
「信念」を持つためには、何となくやっていたことが大きな自信に繋がるような経験となるか、自信はないけれども何かに挑戦していくかの2つの道しかないということになります。
前者は受動的であり、後者は能動的です。
受動的な方法を選んだとしたら、自ら何かに向かっているわけではありませんから、それがいつ叶うのかまったく分かりません。
能動的な方法を選べば、叶うかどうかは別としても、自分次第で経験をどんどん積むことができます。
「信念」を持つことができるような人物になるためには、どちらのほうが良いかは誰にだって明白なことです。
初めは誰だって自信を持っていません。できる確信だってありません。それでも、自分にはできると信じ挑戦することが必要なのです。このように自分を信じることが絶対にそれをやり遂げるという強い意志の源となります。そして、強い意志があるからこそ、実現するための方法を本気で探すことができるのです。
自分は何をしたいのか。
まずはそれを自問自答することです。
誰にだって、やりたいことはあるはずです。
やりたいことがないと悩む人は、無意識に実現する可能性が低いと決めつけて諦めてしまっているだけです。
私たちは何だってできます。諦める必要はまったくありません。
不可能だという思い込みをなくせば、私たちの可能性は無限です。
自分が望むことは何なのか。
それを思い出して、もしくは見つけて、「やる」ことを決断しましょう。
その「決断」が「成功」の始まりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。